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中国 鳥インフルエンザ 大流行 否定できず   [ニュース]

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国立感染症研究所は19日、中国で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染が
広がっている問題についての初めてのリスク評価を公表しました。

今回のウイルスは
「ヒトへの適応性を高めており大流行を起こす可能性は否定できない」
とのこと。
今後、厚生労働省などとともに、国内患者発生に備えた
診療指針の作成を進めていくようです。

問題となっているのは中国での鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の
ヒトへの感染の拡大。
これまで感染が確認されていた地域は上海市やその周辺の華東地区が中心でしたが、
首都・北京市や内陸の河南省でも感染が確認されているとのこと。
17日には新たに上海市と浙江省で計5人の感染が確認され、このほか江蘇省で1人が死亡。

これまでの感染者数は計83人、うち死者数は17人にのぼりました。


中国当局は03年に新型肺炎であるSARSが大流行した際に、
「情報隠し」と批判されたこともあり
今回は積極的な情報提供の姿勢を示しているますが、
同じ鳥インフルエンザでもニワトリの大量死などが起きた
高病原性のH5N1型ウイルスとは異なり、
今回のウイルスH7N9型は家きん類には低病原性で症状が出にくいため
感染経路の特定が難しく、ウイルスの封じ込めに結びついていないのが現状です。


これまでの

・上海と浙江省の市場のニワトリやハトなど家きん類からH7N9型のウイルスの検出
・江蘇省の野生のハトからウイルス(感染者のウイルスと遺伝子の起源がほぼ同じ)の検出

から、自由に飛び回る野鳥がウイルスを広めている可能性がありますね。


今回のリスク評価では、
同一家族内で複数の患者が発生しているという事実から、

「限定的なヒトからヒトへの感染が起きている可能性も否定できない」

とされています。


まだワクチンがないこのウイルス。
ヒト・ヒト感染が事実なら、うがい手洗いマスクによる予防を
怠れませんね。

関連記事:鳥インフルエンザ イギリスでも

      鳥インフルエンザ 予防法




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